こんにちは!

全国的に寒い日が続きますね。

今回は雪かき・荷物を持ち上げる時などに
ぎっくり腰を防ぐための身体の使い方についてのお話です。

雪かき ぎっくり腰

この時期、雪かきをされている方をよく見ます。
その中には、腰を痛めそうだなぁという動きをしている方がいらっしゃいます。
その動きは腕だけで雪かきスコップを操作することです。
雪かきスコップを腕の力だけで持ち上げようとすると、背中全体が緊張します。
そうすると、スコップを持ち上げる動きが腰だけの折り曲げ動作になり、腰に大きな負荷がかかってしまいます。
その体勢から、持ち上げた雪をスコップから捨てる動作でも同じように腰に大きな負荷がかかります。

何に注意をすれば良いのでしょうか?

1つ目は「腰を落として膝を使うこと」
膝の力を利用することで、腰への負担が減ります。

2つ目は「手の小指を意識すること」
スコップを使うとき、自然と親指側に意識がいきがちです。
そうすると、脇が開いて、力ば分散してしまい、作業するために無駄に力が必要になります。
小指を意識すると、脇がしまり、身体の体幹の力を利用しやすくなり、効率よく作業できますよ。

札幌では最近は、寒い分、雪が降って積もってもサラサラしていて軽いです。
しかし、これからの時期、気温が上がってくるので雪は重くなってきます。
こうなると、力任せに雪かきをしていると腰を痛めやすくなりますので、お気を付けください。

引越 荷物 ぎっくり腰

この注意点は雪かきに限りません。
床などにある荷物を持ち上げるときも同じです。
中腰のまま荷物の下に手を入れて力を入れる瞬間はとても危険です。
一旦、しゃがんで 手の小指を意識して 膝を使って、持ち上げましょう。腕で持ち上げようとしては危ないです。

3月になると、サラリーマンやOLの方は異動や入社・代謝などで席が変わる際にパソコンや荷物を持ち上げる機会があるかもしれません。
引越のシーズンでもありますから、段ボールや大きな家電を持ち上げる際にも注意が必要ですね。

もし、痛めてしまった場合は治療院などでメンテナンスをお勧めします!
時間が経てば、自然と痛みは軽減していくことが多いですが、筋肉の一部に緊張が残りやすいです。すると、すっきりしない違和感が残ったり、再度ぎっくり腰を誘発したりします。
痛める前でも、患者さんの中には、「腰はまだ痛くないけど、ぎっくり腰になりそうな変な感じがある」と来院される方もいます。

腰を痛めた後も、痛める前も、お身体で気になることがございましたら、当院の鍼灸・刺さない鍼・整体の施術をお試しください。