こんにちは!

いきなりですが、下の画像は何かわかりますか?

上の図は肩甲骨を後ろ(背中側)から見たもの。
下の図は肩甲骨を前(胸側)からみたものです。
 ※下の図には鎖骨がついています

今回は
「肩甲骨」について
のお話です。
テレビ番組でもたまに取り上げられるので、ご存知の方も多いかと思います。

肩甲骨ほ身体の他の骨と比べて、よく動く骨です。この骨の動きの自由度は肩こりやスポーツのパフォーマンスに関わってきます
大リーガーの前田健太投手は試合前に「マエケン体操」で肩甲骨を動かしてますよね。この体操は投球動作の準備だけでなく、肩甲骨関連の肩こりにもとても有効です。ご存知ない方は「マエケン体操」で検索すると動画など出てきますので見てみてくださいね。

肩甲骨には多くの筋肉が付着していて、胴体と腕をつなぐ大切な役割を持っています。

上の図の左半身では僧帽筋・三角筋。
上の図の右半身は僧帽筋の下の層を表しています。
肩甲挙筋・大菱形筋・小菱形筋が肩甲骨の上角・内側と首・背骨を結びつけていますね。
この図の他に、肩甲骨の各方面(外側・下・前面など)と腕・胸郭・舌骨(のどぼとけの骨)などをそれぞれ結びつけている筋肉が存在します。

肩甲骨が自由に動くには、それぞれの筋肉が柔軟に協調して働く必要があります。
どこかの筋肉の緊張が続いて働きが悪くなると、肩甲骨の可動性に影響が出てしまいます。
これが肩こり・姿勢の悪化・運動パフォーマンスの低下などの原因の一つになります。

肩こり予防のために、オフィスなど椅子に座ったままできる簡単な肩甲骨の運動をご紹介します。
肩甲骨の動きの自由度を確保しましょう。

1つ目は、肩甲骨を回します。ポイントは肩だけ回すのではなく、肩甲骨を意識して回しましょう。

肩甲骨 肩こり予防

2つ目は、肩甲骨を内側・外側へ動かします。
外側へ動かす時(左の図)は手を伸ばしたまま内側へひねって、手のひらが外側に向く状態にして、手を前へ動かしてみましょう。
内側へ動かす時(右の図)は胸を開くイメージで、肩甲骨を近づけていきましょう。

肩甲骨 肩こり予防 背中

自分の運動やストレッチでは抜けない肩こりや肩の痛み、背中の痛み、当院へご相談ください。
原因の一つは「肩甲骨の動き」にあるかもしれませんし、さらに「肩甲骨の動き」を悪くしている原因があるかもしれません。

動作チェックをして、ツボに鍼治療、活法整体、ネッシン療法、筋膜リリースなどでアプローチして症状の改善を目指します。

気になる症状がございましたら、
鍼灸マッサージ整体のてあて堂治療院へ。
お気軽にどうぞ。