こんにちは!

最近、よく物につまずくなぁ、という方はいらっしゃいますか?
あとは、かかとをつけてしゃがむ姿勢がとれない、など。
原因は色々考えられますが、足首が硬くなっているかもしれませんよ。

スポーツをされる方は、足首の硬さを意識しているかもしれませんが、あまり運動をしない人はピンとこないと思います。

足首が柔らかいかどうかは身体にとって大事なんですよ。

足首は色んな方向へ動きますね。
足先を自分の方へ引く動き(背屈)・足先を自分から遠くへ向ける動き(底屈)、他に内側、外側へ向けるなどなど。

足首が硬いと、当然、足先は上げにくくなります。
一歩ずつ歩くたびに「足先を上げる」と意識はしないですよね。
無意識に歩く時、自分が思っているよりも足先が上がっていないのかもしれないですね。
当然、つまずきやすくなります。

足首の動きを良くするには、どうしたら良いのでしょうか。
足首が硬いということは、足首を動かしている筋肉に柔軟性がなく十分に働いていないということです。
この筋肉が働けるようにする必要があります。

では、どこの筋肉でしょうか。
まずは、ふくらはぎの筋肉ですね。
ふくらはぎを触って、足首を動かすと、ふくらはぎが動くのがわかりますね。

あとは前側にある筋肉です。
この中では特に前脛骨筋が足先を上げる時に活躍します。

これらをストレッチでケアしましょう。
ふくらはぎのストレッチは
図のように、片足を前に出して、後ろの膝を伸ばす体勢にします。壁を使えるのであれば、壁に手を着く方が加減を制御しやすいです。

このとき、後ろの足のかかとは浮かせないようにしましょう。
ゆっくりと前に出した膝を曲げると、自然と後ろの足のふくらはぎが伸ばされていきますね。気持ち良い所で20秒くらいキープしましょう。
無理せず、気持ち良い程度の負荷にしましょう。
負荷の程度は前の膝の角度、前後に開く足の距離で加減できます。
注意点は、反動をつけずに、ゆっくりと伸ばすことです。

前側の筋肉は、
下の画像のような体勢で足先を反対の手で持って、足先を足裏の方へゆっくり引きましょう。
スネの部分の筋肉が伸ばしましょう。

ふくらはぎの働きは血液循環・リンパの循環とも深い関わりがあります。足首を意識することは、ふくらはぎを意識することでもあります。
寝る前の布団の中かまわないので、足首を回してみたり、足先を伸ばしてみたり、足首の動きに注意を向けてみましょう。

緊急事態宣言が解除されても、コロナ前の日常に戻るには時間がかかります。ストレスで身体の不調を感じやすくなっているかもしれません。少し自分の身体に目を向けて、身体をメンテナンスしてみてはいかがでしょうか。
時節柄、施術中はマスクをさせていただきますが、セルフケアで症状が取れない時には、気軽に鍼灸マッサージ整体のてあて堂治療院へご相談くださいね。