こんにちは。

今回は「猫背」という姿勢が身体へどんな影響を与えるかお話します。

●肩こり・首こり

まずは肩こり・首こり・背部痛などの原因の一つと考えられます。

背中が丸まっている、顔が前に出る、肩が前に出る、これはある筋肉たちが引っ張っている状態です。一方、引っ張られている状態の筋肉もあります。
この同じ状態の継続で筋肉の柔軟性がなくなり、コリや違和感を生み出している可能性があります。
慢性的なものやマッサージを受けてもコリや違和感がすぐに戻ってしまう場合などは、姿勢も関係している可能性があります。

●スポーツ障害

具体的に一つ例をあげると、肩甲骨が十分に動きにくくなります。
野球であれば、十分に肩甲骨が動かない影響で、ボールを投げるときに「手投げ」になってしまいます。このため、肩や肘へ負担がかかり、痛めやすくなります。
これは水泳などのスポーツ競技でも同じことが言えます。

このように、本来の身体の使い方が出来ないため、
運動のパフォーマンス低下やケガにもつながります。

●自律神経への影響

猫背の姿勢により、背骨付近の筋肉が緊張して固くなります。
背骨の際には交感神経が集まっている場所があります。
このため、背骨付近の緊張の継続によって、交感神経の緊張状態が続いてしまいます。

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自律神経には「交感神経」「副交感神経」の2つがあります。
交感神経は
活動しているとき、興奮しているとき、ストレスを感じているときに優位になる神経
副交感神経は
休憩しているとき、リラックスしているとき、眠っているときに優位になる神経
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交感神経と副交感神経のバランスが大事なのですが、
この交感神経が優位になりやすくなってしまうのです。

この自律神経の乱れで内臓のはたらきなど、いろんな影響が出やすくなります。
猫背は自律神経の乱れにも関係しているんですね。

このように、猫背は見た目の問題もありますが、身体への影響も大きいです。

猫背には骨盤の状態も大きく関係しています。

当院の猫背矯正の施術の際には、骨盤の状態も確認して、骨盤の矯正も行っていきます。

ぜひ一度、お試しください